シニア活動プラザでは、シニアの皆さんの社会参加、社会貢献活動のきっかけとなる様々な講座やセミナーなどを開催するほか、窓口での相談、シニアの活動状況や助成金情報の提供、団体活動の支援などにより、シニアの皆さんを応援しています。講座やセミナーに参加した方で同好会やサークルを結成し、積極的に活動されている方も増えてきています。
平成29年6月22日(木)には、講師にNPO遠野まごころネット理事長の臼澤良一氏を迎え、一関市民センターで社会参加支援講演会を開催しました。「シニアは地域のフロントランナー」と題し、東日本大震災の被災者支援活動だけではなく、全国から注目を集めている遠野市土淵の「米通(こめどおり)結の郷」活動など、シニアの知識を地域の活性化に活かした6次産業化に向けた豊富な事例を紹介いただき、地域の先駆者としてのシニアの皆様への応援のメッセージを頂きました。交流人口を増やすことで、地域の良さに着目し、「希望」「生きがい」「幸せ」を増やしていく取り組みは、限界集落といわれる地域であっても成功させることができる事を実践を通して教えて頂きました。聴講した約60人のシニアの皆さんからは、「チャレンジするきっかけとしたい」などの感想が寄せられました。