一関市シニア活動プラザ・オープン記念講演会を開催

　平成25年5月23日（木）オープンを記念した講演会を川崎公民館ホールで開催しました。講師に仙台市から渡辺源治さん(シニア元気笑学校名誉校長)をお迎えし、「期待されるシニア世代の社会貢献」という演題でお話しいただきました。
　講師の渡辺源治さんは、現代の「無縁社会」につきまとう「寂しい」「仲間がほしい」「話を間いてもらいたい」などの高齢者が抱える不安を取り除くために人とつながる「和縁社会」を目指すことを提案。
人との関わりでは　″差し上げる″姿勢が大切と強調し、「笑顔やあいさつ、自発的な行動が巡り巡って自分に回り、仲間も自然と集まってくる」と説明しました。
　また団体活動やボランティア、趣味などを楽しむ時間を持つこと、これからどういう風に生きていくかを考える「老前整理」について紹介しました。
　まとめでは、「やること」、「行くところ」、「会う人」が存在することが生きがいのキーワードと挙げ、「最期を迎えたとき『いい人生だった』と言えるために、今から何ができるか考えてほしい」と締めくくりました。