トピックス過去分 〔2016/06/02〕
シニアの社会参加支援講演会を開催しました
平成28年5月27日(金)午後1時30分より、一関市民センター大会議室を会場にして、シニア社会参加支援講演会を開催しました。講師は、東北生活文化大学の土井豊教授で、演題は「ロコモ予防(運動器症候群)は社会貢献」。
講演の主な内容は、平均寿命と健康寿命の差で、女性の方が介護等の期間が3年ほど長いことから、今後の課題として、この差を縮めていくことが重要。そのために、男性はメタボ、女性はロコモの対策が重要とのこと。先生は、「自立して生活ができる健康寿命を延ばしていくために、メタボの対策は不健康な生活からの脱却、ロコモの対策は①食事でカルシウムの摂取②運動の実践③適度の日光浴を挙げ、心身ともに健康で元気な高齢者を多くしていくか、社会全体の課題として捉えて、皆さん一緒に考えていきましょう。」と話し、その後、出席した皆さんの骨密度と体脂肪を測定器で検査し、現在の身体状況に対してアドバイスをしていただいたり、日頃シニアが抱えている疑問や質問などへ回答をしていただきました。
今回の講演会は、同大学の地域の生活向上を目指した「暮らしデザイン活動」の一つとしての出前授業として行っていただいたものです。主催は一関市と一関市社会福祉協議会で、後援は岩手日日新聞社、ICN一関ケーブルネットワーク、一関コミュニティFMです。