トピックス過去分 〔2016/09/02〕

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シニアの健康長寿サポーター育成講座がスタート

ストレッチを実演中の河村准教授

講座に参加した25人の受講生の皆さん


平成28年8月30日(火)午前10時より、なのはなプラザ3階を会場にシニアの健康長寿サポーター育成講座がスタート、10月11日までの毎週火曜日に講義や実技指導などを行い、シニア健康長寿サポーターの育成を行っていきます。25人が出席した開講式に引き続き、初回は東北福祉大学健康科学部医療経営管理学科の河村孝幸准教授が「加齢に伴う身体の変化と運動の効果」をテーマに講演を行いました。
 講演では、「高齢者でよく見られる心身の変化、特に身体やココロの変化を捉えて、高齢者が団体で運動するときに役立つ知識」について話し、指導者、サポーターとして考えなければならないポイントとして、「高齢者に安全な運動を提供し実施するために、運動の効果を明確に確認すること、柔軟体操や筋力トレーニングなど運動の種類に応じて、それぞれの目的と効果を事前に知った上で、会場の環境整備、参加者の理解、運動内容の検討、運動中の体調変化を絶えず観察し緊急時への対処すること」などを挙げました。健康サポーターとして活動するには、支援の方法は人によって異なることから、『できないことを補うこと。できない部分を手伝う。できるように支える。できているか見守ること。その上で、それぞれの段階を追って、その人に応じた支援を行ってほしい』と話しました。
 今回の講座は、「健康寿命」の概念を学ぶとともに、健康寿命を延ばす具体的な習慣や運動も学習し、地域の中で活動ができる「健康長寿サポーター」を育成することが目的です。本講座終了後にはシニア活動プラザ所長より受講したシニアサポーター1人ひとりに「健康長寿サポーター」の認定書を交付し登録します。登録された受講者は地域活動を支えるシニアサポーターとして「それぞれが暮らす場所で、いつまでも輝ける地域にしていくために」活躍されることを期待します。主催は一関市と一関市社会福祉協議会で、後援は岩手日日新聞社、ICN一関ケーブルネットワーク、一関コミュニティFMです。

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