トピックス過去分 〔2019/12/25〕

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第7回 本屋の店員さんが選ぶ

「シニア川柳」入選作品発表!!

 「第7回 本屋の店員さんが選ぶ シニア川柳」の募集には、北海道から宮崎県まで、総数461句のご投句をいただきました。
 今回のお題は「期待」と「財産」でしたが、家族や友人など身近な方たちへの感謝や思いやりを感じる心温まる作品や、世相を詠んだ「なるほど」とうなずける句まで、たくさんの作品の応募がありました。
 入選作品は、一関市書店組合の皆さんが慎重に選考し、次の通り決定しました。
 なお、表彰につきましては、シニア活動プラザのホームページに入選者と入選作品を掲載し、表彰状と副賞の発送をもって代えさせていただきました。
 ご応募ありがとうございました。

☆大賞作品☆

 「財産は 無事な暮らしの 積み重ね」  綿帽子さん 69歳

~入選作品~   ※掲載は順不同です
 「老いてなお 我が才能の 開花待つ」 しなやかーるさん 67歳
 「野望あり 次の元号 まで生きる」 木立慈雨さん 58歳
 「出来悪く 期待せぬ子が 親を看る」 安田蝸牛さん 62歳
 「財産は お前と生きた 長き日々」 かかしさん 69歳
 「老人会 期待の新人 70歳」 おーさんさん 71歳
 「よちよちが 未来を背負う 一升餅」 いとう滋さん 69歳
 「財布持つ 妻が余生の 舵を執る」 桃太郎さん 78歳
 「財産は あなたがくれた 笑いじわ」 やんちゃんさん 58歳
 「こつこつと 守った田畑 行き場なし」 八巻テル子さん 93歳

~講評~  「財産」、「期待」と言うテーマが想像力を阻んだためか、その言葉を直接入れている作品が多いのが気になりました…。
ところが各書店員が五点ずつ選んだ作品の中で全員が、「財産は 無事な暮らしの~」に一位から三位の数字を入れていたのでした。
書店員はそれぞれが選んだ作品五点に、一から五の順位を付けて持ち寄って話し合うのですが、この作品はいずれも上位になっていましたので、今回の大賞となりました。
ちなみに大賞の次に多くの票が集まったのは「老いてなお 我が才能の~」と「野望あり 次の元号~」でした。

「終活を せねばならぬかと 本を撫で」
六十一歳の書店員

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